性的指向をめぐるマイノリティを取り巻く環境は大きく変わりつつある。
その大きな波は専門誌にとどまらず、一般誌へも押し寄せている。
第一部は男性同性愛、女性同性愛の表現がどのようなものだったのか、専門家から豊富な(懐かしい?) 画像とともに繰り広げられる貴重なレクチャー!
第二部は大きな波の象徴的な存在といえる田亀源五郎さん、中村キヨ(中村珍)さん両氏から一般誌に描くきっかけ、 恋愛やセックスだけではない同性愛を描く理由、最近刊の名シーンのこぼればなしなど、盛りだくさんのトークセッション。
司会進行はわれらがブルボンヌ!
開催日時 | 5月3日(火・祝)13:00-16:00 |
イベント名 |
TOKYO RAINBOW COMIC SHOWCASE VOL.1 「わたしたちの表現~セックスと恋愛のあとにくるもの」 |
主催 |
NPO法人東京レインボープライド |
スケジュール |
13:00~ 開場 13:30~ 第一部 「わたしたち」はどんな人だった!? ~日本の同性愛表現の過去・現在・未来 司会:ブルボンヌ エリカ・フリードマン 「百合の短い履歴」 石田 仁 「ゲイとはどんなものかしら?」 14:15~ 休憩 14:40~ 第二部 恋愛とセックス、そのあとに生まれるもの ~地域、家族、友情 司会:ブルボンヌ ゲスト:中村キヨ(中村珍)、田亀源五郎 コメンテーター:石田 仁、エリカ・フリードマン 15:25~ 休憩(アンケート回収) 15:40~ アンケート回答タイム 16:00 終了 |
出演 |
漫画家、ゲイ・エロティック・アーティスト ゲイ男性向けの専門誌「さぶ」でデビューして2016年で30年となるベテラン。さぶ、Badi、G-menなどでマンガ、男絵と呼ばれる一枚絵のイラストなどで活躍。厚みのある男の肉体と緻密な体毛描写が特徴。BDSMを主題とするエロティックな作品を数多く生み出している。2015年5月に一般レーベルの双葉社アクションコミックスから「弟の夫」1巻が発売され、同年11月に第19回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門優秀賞を受賞。 学生、ライター・漫画家・コメンテーター 30歳、大学生、科目生、事務員をする傍ら、フリーで文筆業と画業に従事。ちばてつや賞・ヤングジャンプマンガGPを同時受賞後20歳で漫画家デビュー。エンタメ作家としての「中村珍」名義での代表作に『羣青』『誰も懲りない』。本名である中村キヨ名義でのエッセイに『お母さん二人いてもいいかな!?』『レズと七人の彼女たち』などがある。全人類から厳選した妻が2人、妻の産んだ子が3人、全人類から厳選した彼女が5人、脈ナシの好きな人が3人いる。獰猛だがバリネコ。 百合振興団体Yuricon代表 アメリカ在住でありながらも、日本の百合作品を翻訳し、英語圏に紹介し続けている。日本に住む誰よりも日本発祥の「百合」という文化に造詣が深い。日本の百合作品にとどまらないレビューサイトも運営していて、まさに「百合の宣教師」と呼ぶにふさわしい。私生活では「ワイフ」がいる模様。 石田仁 成蹊大学非常勤講師 大学では「アイデンティティの社会学」の科目を担当。一般雑誌の研究で社会学の博士号を取得。共著に『セクシュアリティの戦後史』(京大出版)、『性欲の研究 東京のエロ地理編』(平凡社)など。当日は、様々な資料から「ゲイ(ホモ)」が「外側」からどのように表現されてきたのかを紹介する。 ブルボンヌ 女装パフォーマー/ライター メディア出演、ライター、イベントMC、講師のほか、新宿2丁目Campy!barのプロデュースも行う。『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)『オンナnoミカタ』MC『週刊ニュース深読み』『ハートネットTV』(NHK)『キックス』金曜MC(YBSラジオ)『ケトル』連載、映画批評(Docomo)ほか、出演・連載多数。 |
入場料 | 1,500円(1ドリンク付き) |
会場 |
〒160-0022 |